ロードバイクのスプロケットを洗浄してみた
スプロケット
スプロケットはリア側にあるギアのことで、通称スプロケと略される。
今回洗浄するスプロケはこのcampagnolo製のものだけど、1年半くらい掃除してないから砂とか埃とか油とかでかなり汚い。
用意するもの
今回スプロケを洗浄するにあたって主に必要になるもの
左から順に
- ロックリング回し・・・ロックリングをガッてやる器具
- スプロケットリムーバー・・・スプロケを固定する器具
- 使い古した歯ブラシ・・・洗浄するときに使う
- グリス・・・洗浄後に塗る
- 工業用クリーナー・・・主にこれで汚れを落とす
- (写真にはないが)食器用洗剤キュキュット・・・油をごっそり落とす
スプロケを外す
ロックリング回しとスプロケットリムーバーを使ってスプロケを外す。
ここでなぜスプロケットリムーバーを使うかというと、ロックリングを外すためにロックリング回しを回転させるとギアがフリーの方向に一緒に回ってしまうのを防ぐためである。
ロックリング回しとスプロケットリムーバーを写真みたいにセットして互いに逆方向に力いっぱい回す(写真だとロックリング回しを反時計回り、スプロケットリムーバーを時計回り)。
ガガッガガガッガッガガガガッ!!!って大きな音を立てながらロックリングが外れる。
それからギアとスペーサーを1つずつ外していく
き、きたねぇ...
スプロケの洗浄
いよいよスプロケを洗浄する。
クリーナーをばらばらになったスプロケ一枚一枚に吹きかけて歯ブラシでゴシゴシ磨く。 これで砂や埃などの大体の汚れが落ちる。
その後に水で適当に流して、次にキュキュットをバケツに適量ぶちまけてそこでスプロケを一枚一枚、素手で磨く。
最後にもう一度水で流し、水分を拭き取る。
ココロを込めて磨けば磨くほどキレイになる。
めっちゃキレイになった。
スプロケの取り付け
キレイにしたスプロケを元の状態に戻していく。 それに伴い、一枚ごとグリスを塗っていきながら軸にハメていく。(ハメる前にハブの軸もタオルと綿棒で砂埃をとっておき、グリスを塗っておく)
スプロケとスペーサーの順番は大きい順に互い違いに入れていくだけで、特に迷うことはない。
後日、この自転車に乗っていて違和感を感じ、何かと思ったらスプロケのスペーサーの順番が間違っていることに気がついた。 このスプロケのスペーサーには4種類あり、それぞれ
- 1.6mm(羽根つき黒)
- 2.4mm(羽根つき黒)
- 2.55mm(羽根つき黄色)
- 2.4mm(羽根なし黒)
であり、ロー側から順に1.6mm、2.4mm(羽あり)、2.4mm(羽あり)、2.55mm、以下2.4mm(羽なし) の順番に挟んでいくと調子が良くなった。
コツはベチョベチョにグリスを塗っておくこと。惜しみなく塗りまくると良い。
仕上げ
最後にスプロケに仕上げのアブラをさして終わり。
取り付け
最後に自転車に取り付けて終了。
まとめ
初めてだったから最初から最後まで2時間以上かかった。
手がめっちゃ汚れた。
洗浄以外を部屋の中でやったから床が汚れた。
自転車が更にかっこよくなった。