ノグチ的燻製のすゝめ
1年くらい前からずっと自家製の燻製を作ってみたかった。
燻製器やら何やらの準備が面倒くさくてなかなか出来ないでいたけど、突如実家に燻製セットが導入されたから重い腰を上げて人生初の燻製を色々な食材で試してみた。
前置きとして今回の燻製は、とりあえずやってみるというスタンスでやっている。
<おしながき>
燻製をやってみる
燻製は熱燻と温燻と冷燻の3種類にだいたい分けられるらしい。イマイチこの3つの違いがわからない。
熱燻は食材を燻しつつ80〜130度くらいで食材を蒸し焼きにする方法。仕上がりがジューシー。
温燻は食材を燻しつつ50〜80度くらいで食材に熱を入れる方法。水分を飛ばすから保存が効く。
冷燻は食材を25度以下で燻す方法。スモークサーモン的な。
とのこと。温度測ったりするのは面倒くさいから今回は適当に我流でやってみた。
燻製に使ったもの
- 燻製器
- スモークチップ
- 鍋用のガスコンロ
- フック、紐、針金 (食材を吊す用)
燻製器とスモークチップとガスコンロが必需品で他はその時々に用意すればたぶんできる。全部ホムセンで買える。
チップにも、サクラやらピートやらピッコリーやらカエデやら色々な種類があってそれぞれ出来上がったときの味や薫りが違うらしいが、今回はとりあえず家にあったやつでやってみた。
魚を燻製してみる
前日までに釣り貯めて塩で〆ておいたイワナとトラウトとブラックバスたち。 (ブラックバスなんて食うのかよ…という安いツッコミは受け付けない。)
この川魚たちをソミュール液に半日くらい漬けておいた後、2〜3時間水で塩抜きをする。
今回使ったソミュール液は、水に塩といい匂いがする合法ハーブをいろいろ混ぜたものを使った。
魚たちを燻製器にセットする。中まで燻すために爪楊枝で開腹。ブラックバスは網の上に置く。
ガスコンロでスモークチップを炙り、煙が出てきたら蓋を閉めて1時間くらい待つと出来上がり。
フックに引っ掛けた魚が熱するとちぎれることが判明したので紐で吊るした。
めちゃめちゃウマそう...!!!!!!
鶏肉とタマゴを燻製してみる
さっきの魚と同じ要領で塩味を付けておいた鶏むね肉と、前日までに作っておいた半熟味玉を燻す。味玉は半熟卵をめんつゆに一晩浸しておくだけの簡単レシピ。
肉とタマゴを燻製器にセットする。因みに肉と皮は別で燻す。
美味しそうになるまで燻しまくれば出来上がり。
途中コンロのガスが切れるハプニングに見舞われるも、綿半までダッシュして替えのガスをGETするファインプレー。
なんだこの淫らな艶やかさはッ!!!絶対にうまいに決まってるッ!
実食!!!!
旨っ!!!なんだこれ!!!!鼻から抜けるスモーキーな薫り最高ゥ!!!!!イワナとトラウトとブラックバスの味の違いがわからないけど魚ウンメェ!!身ホロホロうんめえええ!!!!んぐもしゃうまし!!!! 鶏肉もウメッ!!!程よく火が入ってて外スモゥキィ中シットリィ!!!まるで上質なスモークチキンハムゥ!!!美味!!!鶏皮パリパリパリパリパリパリパリおつまみウンメェ!!半熟味玉ウッマ!!スモゥキィな卵白そして丁度いいめんつゆの甘じょっぱさ黄身とろ~りの三位一体!!!!ビール進みまくる〜〜〜〜!!!!
まとめ
- めちゃめちゃ簡単に燻製が完成した。
- 全部コンビニで売ってそうな超うまいおつまみだった。
- 魚はちょっとしょっぱかったから塩抜きの時間を少し伸ばしたほうが良さげ。
- 鶏ももが予想以上に美味しすぎたからもっと研究していきたい。
- とにかくビールに合いすぎた。
- 次はスモークチーズとかもやってみたい。